今回は「バナナじけん」を紹介します。
こちらは6歳の上の子が図書館から発見してきた一冊。
表紙のインパクトと「バナナじけん」というタイトルがパパ(私)にもヒット。
バナナじけん?どんな事件?きになる!
実際に子どもに読み聞かせた感想は、「たしかに事件だ(笑)」と「読み聞かせしがいがある!」です。
「子どもをめっちゃ笑わせられる絵本ないかなー」と思ってる方におすすめの一冊です。
「バナナじけん」の情報
タイトル | バナナじけん |
---|---|
作・絵 | 高畠 那生 |
出版社 | BL出版 |
発行日 | 2012年12月25日 |
ページ数 | 32ページ |
対象年齢 | 2歳~ |
実際に読んでみた感じでは2歳頃から楽しめそうです。
話の面白さが分かるのはもう少し大きくなってからかもしれませんが、我が家は6歳の上の子はもちろん、3歳の下の子も声をあげて笑います。
保育園児だけでなく、小学校での読み聞かせにもよく使われているようです。
長く楽しめる一冊!
「バナナじけん」のあらすじ
「あ、くるまからバナナがひとつ落ちましたよ。」
「バナナじけん」の始まりです。
さるが来て、バナナを発見!
どうすると思う?
もちろんバナナを食べて皮をポイっとします。
そこに走ってやってきたうさぎ。
どうなると思う?
期待どおり、ああなります。
その後にやって来たのはワニ。
どうなると思う?
ワニよ、なぜそうした!?
事件は止まりません。なぜかって?バナナが落ちたのはひとつじゃないんです。
お約束のスタートだった物語は、全く予想できない展開に!
車→サル→うさぎ→ワニと続く笑いの連鎖が終わらないのです。
この絵本の魅力
実際に子どもに読み聞かせて感じた「バナナじけん」の魅力をシェアします。
この絵本の魅力
・ゆるーい絵
・繰り返しの面白さ
・読み聞かせの醍醐味を味わわせてくれる!
ゆるーい絵
ゆるさあふれる絵がハマる要素の1つ。
さる、うさぎ、わに、運転手のヒトがでてきます。それぞれの表情がなんともいえず、クセになります。
頭から離れなくなるタイプの絵本!
特に後半のページで、さる、うさぎ、ワニに順番に出会ったときの運転手の「顔の変化」に注目。
3回連続でショックを受けている運転手、ページをめくる度に我が子は爆笑でした。
繰り返しの面白さ
単純な繰り返しがリズムよく展開されるので、子どもは惹き込まれるよう。
次に起こることが分かってるのに面白い、、、!
この絵本をよんで、私はダチョウ倶楽部の熱湯風呂を思い出しました。
リズミカルなので読み聞かせもさくっとできます
読み聞かせの醍醐味を味わえる
実際に子どもに読み聞かせると、ページをめくる度にびっくりするくらい笑ってくれました。
親としても読み聞かせ甲斐があるってもんです。
お話のなかに「どうなるとおもう?」と書いてあるので、子どもとの会話も勝手に増えます。
この絵本は、子どもの能力を伸ばす「ダイアロジック・リーディング」が自然に実践できるわけです。(ダイアロジック・リーディングについてはこちらの記事で紹介しています:ハーバード式絵本の読み聞かせ「ダイアロジック・リーディング」で子どもの能力を伸ばす!)
子どもと一緒に盛り上がれるので、子どもと過ごした大切な思い出の一冊になります。
まとめ
この記事ではおすすめの絵本「バナナじけん」を紹介しました。
読み聞かせに、はずさない一冊。
子どもは爆笑、大人は絵本のゆるさに日々のイライラが軽減します。
タイトル | バナナじけん |
---|---|
作・絵 | 高畠 那生 |
出版社 | BL出版 |
発行日 | 2012年12月25日 |
ページ数 | 32ページ |
対象年齢 | 2歳~ |