3歳のうちの子がドはまりした絵本をご紹介します
タイトルは「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」。
タイトルどおり、たくさんのひつじがでてきます。その数なんと8000匹。
世界はひろいことを学べながら、探し絵の要素もあり長く楽しめる素敵な絵本です。
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」の情報
タイトル | たくさんのたくさんのたくさんのひつじ |
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作・絵 | のはな はるか |
出版社 | ひさかたチャイルド |
発行日 | 2014/12/14 |
ページ数 | 32ページ |
おすすめ年齢 | 3歳~ |
のはな はるかさんは「109ひきのどうぶつマラソン」という絵本の作者でもあります。
「109ひきのどうぶつマラソン」は6歳の上の子がドはまりした1冊。
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」は上の子はあまりハマりませんでした。
一方、3歳の下の子がドはまり。
下の子は何度も何度も読んでいます
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」のあらすじ
「ここにいるのは たくさんの たくさんの たくさんのひつじ。」の一文で始まります。
そこには画面いっぱいに広がる無数のひつじたち。
みんなちいさくてかわいい。たくさんのひつじが不思議な綿毛を見つけました。
その綿毛を追って、囲いを飛び出したひつじたちが大移動を開始します。
やってきたのは森へ、海へ、空へ、砂漠へ、氷の世界へ。え?地中にもいくの?
旅をつづけた綿毛は、とある場所に降りました。そして種から芽を出し、花が咲き、また綿毛となって散って行きます。
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」の魅力
この絵本の魅力を3つにしぼってお伝えします。
- 圧倒的なひつじの数
- ずーっと飽きない探し絵要素
- 想像力をかきたてる世界観
詳しく説明します
圧倒的なひつじの数
細やかに描き分けられたひつじたち。
どのページをみても、ひつじ、ひつじ、ひつじ。ひつじだらけで圧巻です。
その数なんと8000匹とのこと。
こんなにひつじが出てくる絵本は他に知りません。
ひつじファンなら悶絶ものでしょう。
これまでそんなにひつじに興味がなかった方でもひつじが好きになること間違いなし。
しかも、一匹一匹がしっかり描き込まれていて、それぞれが意思をもってるようにみえてくるのです。
ずーっと飽きない探し絵要素
表紙の裏には「よくいるひつじたち」、裏表紙の裏には「たまにいるひつじたち」が載っています。どうやら作品の中に隠れているよう。
そのひつじたちのネーミングセンスがシュールでステキです。
例えば、
よくいるひつじたち | たまにいるひつじたち |
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・マンザイ ・マッチョ | ・オトメ・ドクショ ・ウサミミ | ・ハラヘリ
こんな感じ。実際にはまだまだいます。
探しがいありすぎです
本作品はほんわかストーリーで癒やされるうえ、指定のひつじたちを見つける探し絵要素が満載です。
よくいるほうは割と見つかります。
レアなほうは必死に探すと見つかります。
なんせ8000匹でてくるので、大人でも必死にさがすほど。
見つけたときは「いたー!!!」と大盛り上がりしますよ。
想像力をかきたてる世界観
ひつじたちは森だけでなく、海、空、雪、砂漠、なんと地中の世界にまで行きます。
ページをめくる度に違う世界が広がっているため、子どもの目はキラキラしっぱなし。
しかも、それぞれの世界に合わせてひつじたちもチャーミングな動きをしているのです。
「このひつじは何をしているのかな?」「こっちのひつじは海が好きなのかな?」などなど、子どもと会話しながら、子どもの想像力をかきたてることができます。
3歳のうちの子は、この絵本を読んだとき「うさぎいたよー!」と言いました。
探し絵のリストにうさぎはいないし、一通り探してもうさぎは見つかりません。
私は降参して、うさぎの居場所を子どもに聞いてみると「全部にいるよーほら!」とひつじを指差す我が子。
ん?ひつじじゃん?
はは〜ん、ひつじのことを間違ってうさぎって言っているんだな?
と思ったら、違いました。
ひつじの「顔だけ」見ると、う、うさぎに見える!!
ぜひ確認してみてください。
子どもの視点に驚かされました
まとめ:可愛いひつじと新しい世界を見にいこう
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」を紹介しました。
3歳のうちの子がドはまりした絵本です。
「読んで~!」とせがまれ、連続で読んだ最高記録は1日6回。
たくさんのひつじたちと様々な世界観が私たちを飽きさせません。
あなたも可愛いひつじにまみれてみてはいかがでしょうか?