「どすこいすしずもう」はアニメにもなっている大人気シリーズ。
おすし達が相撲をとります。
今回は「横綱 おおとろやま」のお話をご紹介。別の記事で紹介した「たまごのさと」とのアツい一戦を繰り広げたおおとろやま、彼の人生を垣間見れます。
タイトルは「どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ」。
不屈の精神をもつおおとろやまは、いかにして横綱まで上り詰めたのか?
おおとろやまにはどんな秘密があるのでしょうか?
「どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ」の情報
タイトル | どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ |
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作 | アンマサコ |
出版社 | 講談社 |
発行日 | 2020年09月17日 |
ページ数 | 24ページ |
おすすめ年齢 | 3歳~ |
6歳のうちの子がお気に入りの「すしずもうシリーズ」。
うちの子の推しは「たまごのさと」です。たまごのさとはかわいいアイドル系。
一方、かっこよさではおおとろやまがダントツです。
「どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ」のあらすじ
海で泳いでいたマグロが釣りあげられ、誕生したのが「おおとろやま」。
稽古を頑張りすぎたおおとろやまは、ある日左腕に大怪我をして入院してしまいます。
退院したおおとろやまは、再びすさまじい稽古をこなします。
そして待ちに待った取り組みの始まり。
最初の相手は「たこのつぼ」。次に「くるまえびぞう」、そして「あまえびおう」と、一筋縄ではいかないライバル達との激戦を繰り広げます。
なんとか勝ち上がり、とうとう迎えた優勝決定戦。
相手はノルウェー出身の「サーモンざくら」。
めらめらと「あぶりサーモン」になったサーモンざくらが力を増していくなか、おおとろやまの腕をつかみます。
そこは以前大怪我をした左腕。
ピンチ!おおとろやま!はたして、勝負の行方は!?
「どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ」の魅力
不屈の精神をもつおおとろやま
おおとろやま、とっても真面目な性格です。
めちゃくちゃ努力します。
ケガした後もめげることなく、稽古に励んだおおとろやま。
ケガのハンデを克服して結果を出していくおおとろやまは、子どもの目にもカッコよく映るはず。
一生懸命やることの大切さを子どもに分かりやすく伝えられる絵本だと思います。
ライバルの戦法がたまらない
「たこのつぼ」はぴゅうっとスミをはいたり、「あまえびおう」はえびのしっぽでばっちんばっちんと突っ張りしたり。
それぞれのすしネタの個性あふれる戦法に見応えがあるうえ、若干「これ反則では?」と思ったりして笑えます。
優勝決定戦の相手、「サーモンざくら」は気合が入ると「あぶりサーモン」になるなんて、ユーモア最高じゃないですか?
裏表紙のすしりきし一覧
裏表紙にはすしりきし達がずらっと並んでいます。
なかには、力士以外の「わさびぎょうじ」や「おちゃかいせつしゃ」、「がりアナウンサー」なんかも。
とってもかわいいです。
これを眺めるだけでも子どもとめちゃくちゃ楽しめます。
「パパはどれがいいー?」なんて、話が弾む弾む。うちの子はがりアナウンサーもお気に入りのようです。
まとめ:どすこいすしずもう おおとろやまのひみつは一生懸命やることの大切さを教えてくれるアツい絵本
「どすこいすしずもう おおとろやまのひみつ」を紹介しました。
おおとろやまのように一生懸命やることの大切さについて、子どもに伝えるきっかけになる絵本です。
彼の不屈の精神は、我々大人も勉強になります。
ぜひ読み聞かせてあげてはいかがでしょうか。