今回は「ファーガス どーこだ?」を紹介します。
おちゃめで可愛いクマのファーガスがかくれんぼする、探し絵要素のある絵本です。
うちの子(6歳)はファーガス大好き。いつも図書館で借りてくるのですが、「もう覚えたよね?」っていうくらいリピートしています。
「ファーガス どーこだ?」の情報
タイトル | ファーガス どーこだ? |
---|---|
作 | マイク・ボルト |
訳 | 加瀬 健太郎 |
出版社 | 偕成社 |
発行日 | 2021年12月06日 |
ページ数 | 36ページ |
おすすめの年齢 | 3歳~ |
実際に読み聞かせてみた感じでは、3歳くらいから楽しめそうです。
上の子(6歳)はもちろん、下の子(3歳)も「ファーガスいたー!」と楽しんでおります
「ファーガス どーこだ?」のあらすじ
黒いメガネをかけたクマのファーガス。
ファーガスとのかくれんぼが始まります。
「ファーガス、どーこだ?」のかけ声でページをめくると、全く隠れてないファーガスの姿が。
ファーガスかくれんぼ苦手なんですね。細い木の後ろに隠れたり(めっちゃ見えてる)、小さな動物たちに紛れたり(めっちゃ見えてる)。
そんなファーガス、「それ かくれてるつもりなん?」とゆるい関西弁でつっこまれつつも、隠れるのが少しずつうまくなっていきます。
大きな見開きのページでは、なかなかの隠れ上手。
絵本の最後には「ファーガスの他に見つけるものリスト」があって、なかなか手ごわい探し絵も楽しめます。
この絵本の3つの魅力
「ファーガス どーこだ?」を読み聞かせて感じた魅力を3つにしぼって紹介します。
「ファーガス どーこだ?」の魅力
・ファーガスがおちゃめすぎる
・テンポよくさくっと読めるのに、飽きない(我が子は鬼のリピート率)
・最終ページの探し絵の難しさ
ファーガスがおちゃめすぎる
ファーガス、まじで全然隠れられてません。
最初なんか、隠れる気すらない様子。だんだん上手になってはくるけど、毎回惜しい!
「ファーガス、ちがうよー!」「ファーガス、見えてるよー!」
飛び交う子どものつっこみ。
おちゃめでキュートなファーガスは子どものハートも鷲づかみです。
テンポよくさくっと読めるのに、飽きない
リズミカルに読めますので読み聞かせもやりやすいです。
さくっと読めますので、子どもも飽きやすいかな?と思っていましたが、6歳の上の子は飽きることなく、ヘビーユーザーになっています。
最終ページの探し絵の難しさ
ぶっちゃけ、ファーガスはすぐ見つかります(笑)。
隠れるの、ヘタ。
ファーガスは探しがいがありません。
ただ、最終ページの「ファーガスの他に見つけるものリスト」の難易度がいきなりアップしているのが良い感じです。
子どもは必死に探して、見つけたときは大盛り上がり。
最終ページの難しさのために、前半のファーガスは簡単にしてくれてるのかもしれません(笑)
大人も探すのに一苦労!
ファーガスからの学び(大人向け)
チャレンジって大事
ファーガスはとにかくおちゃめでかわいい。失敗しても憎めないタイプのずるいヤツですね。失敗してもやり続ける。そして最後は結果を出す(けっこうちゃんと隠れてた!)。ファーガスはビジネスでもうま〜くやりそうです。
失敗しても落ち込まず、ひょうきんにチャレンジし続けることの大切さを教えてくれます。
声のトーンって大事
「ちっさー!」「しかかーい!」とファーガスにつっこみながら進むお話です。
疲れたパパ(私)の低いテンションのつっこみでは、子どもは無反応。
一方、パパが元気なときの全力の「しかかーい!」は何度やっても笑ってくれます。
同じ絵本でも声のトーン、テンションで子どもの受け取り方は違うんだな、と実感。
常にテンション高く読むべきだとは思いませんが、ファーガスは「イライラが声のトーンに出ないようにしなさいよ」ということを教えてくれました。
まとめ
絵本「ファーガス どーこだ?」を紹介しました。
気軽に読み聞かせできるおすすめの一冊。
おちゃめで可愛いクマを見つけることで、子どもとの大切な時間を共有できます。
さぁ、あなたも子供と一緒に、ファーガスにつっこんでみましょう。
「しかかーい!!」
タイトル | ファーガス どーこだ? |
---|---|
作 | マイク・ボルト |
訳 | 加瀬 健太郎 |
出版社 | 偕成社 |
発行日 | 2021年12月06日 |
ページ数 | 36ページ |
おすすめの年齢 | 3歳~ |