紙芝居の読み聞かせもけっこう良いよ、という話

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我が家は寝る前の儀式として、子どもに絵本の読み聞かせをしています。

絵本は基本的に図書館で借りてくるのですが、子どものリクエストで、たまーに「紙芝居」を借りてくることもあります。

紙芝居って読んだことありますか? 

”小さい頃に幼稚園の先生なんかに読んでもらった記憶はあるけど自分で読んだことはないよー”って方がほとんどじゃないでしょうか。私も先日初めて読みました。

そんな紙芝居について、読む側になって色々な発見があったのでシェアしたいと思います。

図書館ではいろいろな紙芝居がを借りることができます。私たちの地域の図書館には、昔ばなしやアンパンマン、トーマス、英語の紙芝居なんかもありました。

私が紙芝居を読んでみて初めて知ったのが、台本と一緒に「読むときのポイント」が書かれていること。どんな感じで読めばいいかわかるようになっている親切設計です。

例えば、セリフの横に「自信まんまんで」「かなしそうに」「楽しそうに」など、いろいろ書いてあります。私はなるべく台本の指示に従うように読むのですが、

「いじわるそうに」「声をはりあげて」「るんるん気分で」など、やや難しい(やや恥ずかしい)こともあったり。

この前出会ったのが、「おどろおどろしく」

おどろおどろしくってなんだ?とツッコミを入れつつ、楽しんで読めます。

紙芝居一枚一枚の抜き方も、指示が書いてあることもあります。

例えば、「間をあけて」「そーっと抜く」「途中まで抜いて、ここでサッと抜く」

なるほど~。子どもたちが入り込めるような工夫がちりばめられています。


さらに、紙芝居を読んで発見したことがあります。

絵本を読むときは一緒に寝転がって隣で読むので、子どもの顔が見えにくいです。一方、紙芝居は子どもと向き合って読むので、子どもの顔を見ながら読み進めることができます。そこにキラキラした目で紙芝居を聞く子どもたちがいると、こちらの読む気も100倍アップなによりかわいい。

無理やりビジネスにもっていきますが、子どもの反応をみながらすすめる、という行為は、会社のプレゼンと同じだな、と思いました。であれば、いかに興味を持たせるか、いかに面白かったと言わせるか、という視点を持って読むと、私たちもゲーム感覚になって面白いと思うのです。

以上、紙芝居についてシェアしました。

絵本も素敵ですが、たまには図書館で紙芝居を借りてみてはいかがでしょうか。

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